野口 賢司のブログ

阿倍野区で新築/リフォームをお考えの方に<土地探しで勘違いしがちなポイント①>

  • 2021月05年07日
  • 投稿者:野口 賢司

ゴールデンウィークも終わり、

通常の生活がスタートしましたね。

 

私は昔から長期休暇なまりになるのが怖くて、

出勤日よりも前、

事前に仕事をスタートするようにしてますので、

昨日から元気にスタートをします。

 

こんにちは、シーキューブの野口です。

 

残念ながら、緊急事態宣言も延長ということですが、

もうしばらく皆さん、一緒に踏ん張りましょう!!!

 

さて現在、約80%の方が土地から買って

家づくりをすると言われていますが、

この場合、土地を買わなければいけない分、

家に掛けられる予算が少なくなってしまったり、

身の丈以上のオーバーローンを組んでしまいがちになります。

 

もちろん、家に充分な予算が掛けられなくなれば

妥協だらけの家を建てざるを得なくなってしまうでしょうし、

身の丈以上のオーバーローンを組んでしまえば、

これからの生活や将来に大きな支障をもたらすことになってしまいます。

 

ですからそうならないように、

土地から買って家づくりをする場合は

正しいステップを踏んでいく必要があります。

  

そのためには、

すでに頭の中に存在しているであろういくつかの勘違いについて

しっかり正しておかなくてはいけません。

 

今回はそのあたりのお話を2回に分けてお伝えできればと思います。

 

◎勘違いその1:家づくりは土地探しから始まる

 

まず1つ目の勘違いは、

家を建てたいと思ったらまず土地を探してしまうということです。

 

いきなり土地を探してしまった場合、

かなり高い確率で土地に予算を使い過ぎてしまいます。

 

つまり、予算的に買ってはいけないような土地を

買ってしまいやすくなるということですね。

 

となると、冒頭で申し上げたような状態に

陥らざるを得なくなってしまいます。

 

ですから、いきなり土地探しから始めるのではなく、

まずはあなた自身にとってのベストな土地予算について

正確に把握することから始めなくてはいけません。

 

◎勘違いその2:雑誌やネットに載っている金額だけで土地が買える

 

これも多くの方がそう思い込んでしまっていますが、

もちろん実際、表示金額だけで土地が手に入るわけはありません。

 

土地を買おうと思えば、不動産屋さんに支払う仲介手数料がいったり・・

土地の所有権を移してもらうための登記費用がいったり・・

土地代を銀行から借入する場合、

土地に担保設定するための登記費用がいったり・・

隣との境界費用がいったり・・

とその他にも様々な経費が掛かってくることになります。

 

ですから、土地代金以外の費用が

別途で掛かってくるという現実を、

しっかりと頭に入れておくようにしなければいけません。

 

◎勘違いその3:土地は広いほど良い

 

確かに、せっかく家を建てるのであれば、

広い土地にしたいという気持はよく分かります。

広々とした庭で、のんびりと過ごしたい・・

子供たちをのびのびと遊ばせてやりたい・・

という夢は、誰もがお持ちでしょう。

特に今のように、お家時間が増えれば、尚更です。

 

しかし、現実的に考えてみてください。

 

その庭に生えてくる草は一体誰が抜くのでしょうか?

容赦なく延びていく木の手入れは一体誰がするのでしょうか?

ちょっと放置しているだけでボーボーになってしまう芝生は

一体誰が定期的に刈るのでしょうか?

 

その範囲が広くなればなるほど、

手入れはさらに大変なものになってしまいます。

 

また、広い土地を買えば、

そもそも庭の工事費用も、

それに連動して高くなってしまうし、

これから一生払い続ける固定資産税だって、

割高になってしまうことになります。

 

ですから、

土地はあなたにとって

必要最小限の広さにしておくようにしなければいけません。

 

そして、あなたにとって必要最小限の広さを知るために、

あなたがどんな家を建てたいのか?

を土地探しをする前に

ある程度明確にしておく必要があります。

 

いかがでしたか?

 

土地探しからの家づくりで、

妥協だらけのお家を建てることになったり、

オーバーローンで悲壮感漂う暮らしを送ることにならないためにも、

まずは、知らず知らずの間に受け入れてしまっている

このような思い込みを払拭するようにしていただければと思います。

 

残りの3つについてはまた次回、

ゆっくりとお伝えさせていただこうと思います。

 

それでは、また!