建て替え?リノベ?
- 2024月10年08日
こんにちは!
住宅アドバイザーの山浦です。
近年、新築住宅の価格高騰や空き家問題をきっかけに
『リノベーション』が注目を集めています。
そして現在建物をお持ちのお方、もしくは中古住宅の購入をご検討されているお方は、
建て替えかリノベーションかでご検討されていることかと思います。
本日は建て替えとリノベーションの違いについてご説明させていただきます。
そもそも・・・
建替えとは?
既存の住宅を、基礎部分から取り壊して、新たに住宅を建築することを指します。
また、すべての住宅が建替え可能ではなく、
「建築基準法で定められた幅員(幅)4m以上の道路に2m以上接した土地でなければ、現そっく建替えができない」など、制約がある場合があります。
ご自身の住宅が「再建築可能」か否かのチェックを最初に行うようにしましょう。
リノベーションとは?
既存の基礎部分は残して、部分的に改築、修繕、増築などを行い、新築同様の状態に戻します。
水まわりや、屋根・外壁の部分リフォームや、目に見えるものをすべて新しくするフルリフォームなど、
そのリフォームと呼ばれる範囲はさまざまです。
建替え |
リフォーム |
|
既存の住宅をすべて解体して ゼロから自由に設計する |
概要 |
既存の住宅の活かせる部分を 活かしながら、改修していく |
約2,000万円~4,000万円 |
予算 |
約300~2,000万円 ※劣化が激しい場合、建替えより 費用がかかる場合もある |
解体費用、登記費用、 建替え期間の仮住まい費用+引越し費用 |
改修費用以外の 諸経費 |
基本はなし ※仮住まい費用が必要な場合も |
自由に設計可能 間取りや設備などの不満をほぼ解決できる |
間取り | 建替えに比べて自由度が低い |
約4~5ヵ月 | 工期 | 約1~3ヵ月 |
最低築30年以上 ※現在、最低60年~80年は住める家が普通 |
検討目安の |
部分リフォーム(特に水廻りや屋根・外壁)は築10〜20年 |
建替えとリノベーションにはこのような違いがあります。
何を基準に決めたらいいの?と思われるかもしれません。
下の項目を確認してみて、より希望をかなえられるご計画がよいかもしれませんね!
- 法律的な制約(建替えが不可能)
- 既存住宅の状態(建替えた方が低コスト)
- 心理的側面(住まいへの愛着)
- 予算的な制約
- ライフプラン(何年住むのか?相続は?)
建替え?リノベーション?迷われているお客様、
ぜひ一度ご相談くださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。