法改正~4号特例縮小~2
- 2024月09年21日
こんにちは!
住宅アドバイザーの山浦です。
本日も前回に引き続き「4号特例縮小に伴うリノベーション」についてご説明させていただきます。
- 4号特例って何?
- 4号特例縮小の背景
- 4号特例縮小による変更点
- 4号特例縮小に伴うリノベーション工事への影響
2.4号特例縮小の背景
4号特例縮小の背景には様々な観点がありますが、
近年、カーボンニュートラルの実現に向けて省エネ化が注目されていることから
下記のような理由があげられます。
・省エネ基準の強化
環境問題への対応として、省エネルギー性能の向上が求められています。
特例が縮小されることで、より多くの建物に対して省エネ基準が適用されるようになり、効率的なエネルギー利用が促進されます。
・持続可能な社会の実現
省エネ対策は持続可能な社会づくりに寄与します。
特例の縮小によって、低エネルギー建物の設計や施工が促進され、環境負荷の低減につながります。
・技術の進展
省エネ技術の進展に伴い、小規模建物でも高い省エネ性能が実現可能になっています。
特例を見直すことで、これらの技術を効果的に活用しやすくなります。
▷建築基準法改正の背景(省エネ化)
・令和7年4月(予定)には、原則全ての新築住宅・非住宅に省エネ基準適合を義務付け
⇩
・断熱性の強化(二重サッシ等)、太陽光発電設備の設置等に伴う建築物の重量化に対応し、
構造の安全性の確保を図る必要がある
★建築物の販売・賃貸時のエネルギー消費性能表示制度 2024年4月スタート
▷既存建築物でも省エネ性能表示を検討
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本日はここまで!
次回は「4号特例縮小による変更点」です。
最後までお読みいただきありがとうございました。