地鎮祭の流れ
- 2024月06年16日
こんにちは!
住宅アドバイザーの井上です。
今回は、前回お話した地鎮祭の流れについてお話します。
【地鎮祭の流れ】
①修祓(しゅばつ)の儀:全員起立し、神主さんがお供え物と参列者を清めます。
②後伸(こうしん)の儀:神主さんが神様を招きます。参列者は起立して頭を下げ、神様をお迎えします。その後、一度着席します。
③献饌(けんせん):神主さんが、奉献酒とお水、お供え物を神様に差し上げます。
④祝詞奏上(のりとそうじょう):神主さんが、氏神様に新築の安全祈願を行います。参列者は起立して、頭を下げ祈願します。
⑤四方祓い(しほうはらい):お米とお塩、白紙によって土地を清めます。
⑥鍬入れの儀:鍬入れの儀は地鎮祭のメインイベントであり、施主も参加します。鍬入れの儀では、施主は大きな声で「えい!えい!えい!」と3回掛け声をかけて砂を崩す動作を行います。
⑦玉串拝礼(たまぐしほうてん):順番に玉串を祭壇に置き、神様に捧げます。祭壇に置くときは、茎を祭壇に向けて両手で丁寧におきましょう。
⑧撤饌(てっせん):神主さんが、お供え物を下げます。
⑨昇神(しょうじん)の儀:神主さんが、神様を送り返します。一同起立して、神様をお見送りします。
⑩神酒拝戴(しんしゅはいたい):安全を祈願して献杯します。音頭は神主さんが行います。車の運転をされる方、苦手な方は口を軽くつけて、地面に撒きます。
⑪神官退下:神主さんが現場を後にします。
①~⑪までの時間は約30分になります。
地鎮祭の際に使用した奉鎮は「神の霊や祖霊などに安らかに穏やかにお静まりいただいた」ということで、鎮物は基礎工事の際に埋めます。